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ESG投資を通じたSDGs達成に向けた取組みについて~グリーンボンドの購入~

2020.11.13

日頃は、格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

 はくさん信用金庫(理事長 石田雅裕)におきましては、今般、独立行政法人住宅金融支援機構発行のグリーンボンドを購入しましたので、下記のとおりお知らせいたします。当金庫では、「はくさん信用金庫SDGs宣言」を制定し、SDGsの達成に向けた取組みを推進することとしておりますが、今般、その取り組みの一環のESG投資として、下記のグリーンボンドへの投資を行いました。

 はくさん信用金庫は、今後も、地域に貢献できるコミュニティバンクとして、金融商品・サービス提供を通じて、お取引先中小企業をはじめ地域の社会的な課題解決と持続可能な社会の実現に努めてまいります。

1.購入したグリーンボンドの概要

発行体

独立行政法人住宅金融支援機構

通称

住宅金融機構グリーンボンド

発行日

令和2年1120

投資金額

5億円

年限

15年

資金使途

省エネルギー性に優れた新築住宅にかかるローン債権の買取代金

関連するSDGs

図1.jpg

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

ゴール:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

※ グリーンボンドは、国際資本市場協会が定める「グリーンボンド原則」に則って発行された債券であり、社会的課題や環境問題への対応に資する事業への投資を目的としております。

2.住宅金融機構グリーンボンドについて

 住宅金融支援機構が発行するグリーンボンドは、「省エネルギー性に優れた新築住宅」を対象とした住宅ローン債権の買取代金を資金使途とした一般担保債券(SB)として発行されています。
 具体的に対象とされる住宅ローンとして、同機構はお客さまが省エネルギー性や耐震性など質の高い住宅を取得する場合に借入金利を一定期間引き下げる【フラット35】Sの取り扱いを行っており、当グリーンボンドは、【フラット35】Sのうち「省エネルギー性に関する技術基準」を満たす新築住宅を対象とした住宅ローン債権の買取代金を資金使途としています。

<グリーンボンドによる環境改善のイメージ>

図2.jpg

 

 【フラット35】および【フラット35】Sについては、当金庫でも取り扱いを行っております。なお、現在《期間限定》応援キャンペーン(令和3年3月31日まで)を実施しています。詳しくは、当金庫の本店・各支店窓口へお気軽にお問合せください。

≪ご 参 考≫

ESG投資とは?

 ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。特に、大きな資産を超長期で運用する機関投資家を中心に、企業経営の持続可能性を評価するという概念が普及し、気候変動などを念頭においた長期的なリスク マネジメントや、企業の新たな収益創出の機会を評価する指標として、国連持続可能な開発目標(SDGs)と合わせて注目されています。

SDGsとは?

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すという、17のゴール・169のターゲットから構成された国際目標です。
 詳細はこちら(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html)をご覧ください。

以上